ピストリウス受刑者が仮釈放、自宅軟禁に 南アフリカ

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裁判時のピストリウス受刑者=2014年10月

裁判時のピストリウス受刑者=2014年10月

(CNN) 南アフリカ当局は19日、恋人の女性を射殺し過失致死罪で収監されていた南アフリカの義足ランナー、オスカー・ピストリウス受刑者(28)を仮釈放し、自宅軟禁下に置いた。

ピストリウス受刑者は昨年10月に過失致死罪で禁錮5年の刑を言い渡されて収監されたが、南アの赦免委員会が先週、残る4年の刑期を自宅での監視に切り替える措置を承認した。

南アの刑務関連法は、刑期の6分の1を終えた受刑者について自宅軟禁への移行を認めている。

同受刑者は2013年2月、プレトリア市内の自宅で、浴室内のトイレにいた恋人のリーバ・スティーンカンプさんを銃で撃って殺害したとして起訴された。裁判では、浴室に何者かが侵入したと思い込み、スティーンカンプさんとは知らずに発砲したと主張した。

赦免委員会の判断について、遺族の弁護士は「両親にとっては何も変わらず、リーバさんは戻ってこない。仮釈放は予想していたことだ」と述べた。

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