イラクで3件の爆弾テロ、死者50人超える

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(CNN) イラクで5日、自動車爆弾を使用したテロ事件3件が相次いで発生し、合わせて50人超が死亡した。このうち1件については過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出している。

首都バグダッドの北に位置するディヤラ州の町では5日午後、大勢の人が集まる市場で自動車爆弾が爆発。町長によれば少なくとも45人が死亡、70人がけがをした。

爆発直後にネットで流れた動画には、巻き上がる炎や煙のほか急いで負傷者を助けようとする生存者の姿などが映っていた。

バグダッドの北東部で起きた別の爆発では2人が死亡、8人が負傷した。警察当局者がCNNに対して明らかにした。

さらに同日、南東部の都市バスラ近郊の市場でも自動車爆弾が爆発し、警察によると9人が死亡、22人がけがをした。この爆発については、ISISがネット上に犯行を認める声明を発表した。

現時点で、他の2件の爆発に関する犯行声明は出されていない。

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