ハンガリー、難民大量流入で国境警備強化 警官2千人増強 

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陸路を利用して欧州入りを目指す難民が増えているという=UNHCR/Italian Coast Guard

陸路を利用して欧州入りを目指す難民が増えているという=UNHCR/Italian Coast Guard

セルビアとハンガリーの国境で止められた難民などの数は、2010年の2370人から、現在は6万600人を超えているという。

「トルコから海を渡ってギリシャに入り、マケドニアからセルビアを抜けてハンガリーへと陸路を行くルートの方が、リビアから地中海を渡るルートに比べれば死の危険は少ない。それでも数多くの危険や困難はある」とアムネスティは指摘する。

一方、リビアから地中海を渡って対岸のイタリアを目指す難民や移民も後を絶たない。

イタリア沿岸警備隊によれば、26日にはスウェーデンの沿岸警備隊が救助した大型船の船内から50人の遺体が見つかった。死因は不明だが、過去には下層階に押し込められた乗船者が窒息死したり、機関部から漏れ出す排煙で中毒死したりしている。

同船にはほかに439人が乗っていたが、目的地は不明だという。

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