シンガポールのリー元首相、感染症で容体悪化

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リー・クアンユー元シンガポール首相

リー・クアンユー元シンガポール首相

(CNN) シンガポール政府は17日、肺炎で入院しているリー・クアンユー元首相(91)の容体が悪化したと発表した。

リー氏は2月5日からシンガポール総合病院に入院し、人工呼吸器をつけている。感染症で悪化したため、抗生物質による治療を受けているという。

同氏は1923年生まれ。シンガポールの独立前から通算30年以上にわたって首相を務め、同国を金融の中心地に育て上げた父としてたたえられた。一方で報道機関の締め付けや、反対派に対する強硬姿勢が批判を呼んだ。

シンガポールの首相は90年にゴー・チョクトン氏に交代し、04年からはリー氏の長男、シェンロン氏が務めている。

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