ウクライナ東部の交戦、市中心部に拡大の様相 砲撃で死者

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戦闘に巻き込まれる住民の犠牲者も後が絶たない。マリウポリ市では24日、砲撃で少なくとも30人の住民が死亡。ドネツクでは22日、停留所に砲弾が着弾し、8人が死亡した。ドネツクの北東部にあるデバルツェボ町では親ロシア派が政府軍を包囲し、激しい戦闘が続いている。

ウクライナ東部情勢をめぐっては昨年9月にベラルーシのミンスクでの和平協議で停戦合意が成立した。しかし、戦闘はその後も局地的に散発し、ここに来て拡大する様相を呈している。ミンスクでの新たな和平協議案も浮上しているが、実現は不透明となっている。親ロシア派の「ドネツク人民共和国」の当局者は、ウクライナ政府は新たな協議に代表を派遣していないと主張した。

国連によると、東部での戦闘による犠牲者は昨年4月半ばから今年1月21日までの間で 少なくとも5086人、負傷者は1万948人に達した。

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