オバマ氏、ダライ・ラマ出席の会合で演説へ 中国が反発か

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米ホワイトハウスで会談するオバマ大統領(右)とダライ・ラマ14世=2010年2月18日

米ホワイトハウスで会談するオバマ大統領(右)とダライ・ラマ14世=2010年2月18日

ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスは31日までに、オバマ大統領がワシントンで来月5日開催予定の、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世も招待されている会合に出席すると発表した。

この会合は米国の各界指導者が参加して毎年開かれている「National Prayer Breakfast」で、大統領は宗教の自由の重要性について演説する。

同会議でのオバマ氏とダライ・ラマ14世の「同席」は、中国の反発を買う可能性がある。ホワイトハウスは、両氏が会議で接触するのかどうかについては言及を避けた。

米国家安全保障会議のミーハン報道官は、2人はこれまで計3度会談している事実を指摘。直近では昨年2月だった。「過去の例と同様、大統領は同会議で多くの宗教指導者と会う」とも述べたが、ダライ・ラマ14世との個別の会談については現段階で発表すべきものはないと語った。

14世は1989年、ノーベル平和賞を受賞。中国はチベットの分離などを画策する中心人物として非難している。

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