捜索が悪天候で難航、収容遺体は7体に エアアジア機墜落

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エアアジア機墜落、7人を遺体で収容

インドネシア・スラバヤ(CNN) インドネシア沖に墜落したエアアジア機の捜索活動が悪天候で難航する中、インドネシアの救難当局は12月31日、これまでに7人の遺体を収容したと発表した。

ボルネオ島沖で墜落したエアアジア機の最初の残骸が30日に発見されたが、翌31日は、大波や強風、豪雨により捜索活動は難航した。船舶による捜索は続けられたが、ヘリコプターによる捜索は中止され、再開のめどは立っていない。

インドネシア捜索救助庁のスリスティヨ長官によると、これまでに収容された7人の遺体のうち1人は、客室乗務員の制服を着た女性だったという。

救命胴衣を着用した生存者が発見されたとの情報について、エアアジアの最高経営責任者(CEO)、トニー・フェルナンデス氏は短文投稿サイト「ツイッター」上で、海上で発見されたのは救命胴衣のみだとし、この情報を否定した。

海底で墜落機の機体の一部が発見されたか否かについても情報は錯綜(さくそう)している。

墜落したエアアジアQZ8501便が28日に飛び立ったインドネシアの都市スラバヤの捜索・救助活動の責任者ムハンマド・ヘルナント氏はCNNの取材に対し、水中音波探知機(ソナー)が墜落機の残骸を検知したと考えているとの見方を示した。

一方、エアアジアのフェルナンデスCEOは記者会見で、「捜索・救助隊は捜索範囲を徐々に絞り、墜落機の場所の特定に手応えを感じているが、まだ何の確証もない」と述べた。

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