香港デモの学生リーダー、ハンストを終了 健康悪化で

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CNNの取材に答える黄之鋒さん。健康上の理由からハンガーストライキを打ち切った

CNNの取材に答える黄之鋒さん。健康上の理由からハンガーストライキを打ち切った

(CNN) 香港で行政長官選挙の制度を巡る抗議デモを率いてきた学生リーダー、黄之鋒(ジョシュア・ウオン)さん(18)が、5日間余りに及んだハンガーストライキを健康上の理由で打ち切ったことが8日までに分かった。

黄さんは「当局に交渉を迫る唯一の手段」として、2日以降ハンストを続けていた。

フェイスブック上で本人のページに掲載された声明によると、ハンストは108時間続いたが、医師からの助言により終了した。体調は極度に悪化し、血糖値が非常に低くなっていたという。

黄さんは学生団体「学民思潮」のリーダーとして、当局に選挙制度の民主化を求めてきた。デモが始まって2カ月以上が過ぎ、内部の意見対立が目立ち始めるなかで、ハンストは運動を勢い付けようとする試みのひとつとみられていた。

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