負傷説のISIS最高指導者が声明か、「有志連合は無力」

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負傷説のISIS最高指導者が声明か、「有志連合は無力」

(CNN) イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)は15日までに、最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者のものとする音声の声明を系列のウェブサイトなどで公開した。

同容疑者は17分間にわたる声明で、米軍主導の有志連合によるISIS壊滅作戦は失敗したと強調。有志連合はおびえて弱く、無力と主張し、自らの死や破滅につながる地上軍派遣を強いられるだろうと述べた。

この人物が同容疑者本人なのかや声明の作成時期などは不明。ただ、この人物はオバマ米政権が最近決めたイラクへの米軍兵士1500人の追加派遣計画に言及した。

ジハード(聖戦)関連のサイトなどを調べる専門家は音声声明の中では同容疑者の肉声が明瞭に聞き取れると指摘した。

バグダディ容疑者に関しては最近、米軍などによる空爆で致命傷を負ったとの情報が流れていた。ただ、同容疑者の当時の居場所や負傷の有無などについては確かなことはわかっていなかった。

同容疑者とされる人物は声明の中で、ISIS戦闘員は必要な限り戦いを進めると主張。また、良いニュースがあるとして、ISISがサウジアラビア、イエメン、エジプト、リビアやアルジェリアに足場を築き始めたことを明らかにした。

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