イスラエルの地上侵攻、2日目に 4万人が家を失う

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祈りをささげるイスラエルの予備兵。戦闘は2日目に入った

祈りをささげるイスラエルの予備兵。戦闘は2日目に入った

ガザ市(CNN) イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで18日、イスラエル軍とハマスが激しく衝突し、多くの死傷者が出た。

イスラエルとハマスの戦闘は2日目を迎え、ガザ市のシファ病院には、イスラエルの砲撃による負傷者が次々と運び込まれた。イスラエルのネタニヤフ首相は同日の早い時間に、地上部隊によるハマスへの攻撃拡大の準備が整っていると警告していた。

イスラエルはガザに戦車や兵士を次々と送り込んでおり、犠牲者は増加の一途をたどっている。家を追われたパレスチナ人の数も4万人に達し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は6000万ドルの支援金を求めている。

パレスチナ側の和平交渉の責任者サエブ・エレカット氏は、パレスチナ自治政府のアッバス議長が19日か20日にカタールを訪問し、この「虐殺」を止めるためにあらゆる手段を講じると語った。

エレカット氏は19日早朝に滞在先のトルコでCNNのインタビューに答え、「この24時間に68人のパレスチナ人が殺害され、インフラは破壊され、2万以上の家屋が被害を受けるか、完全に破壊された。この狂気の沙汰を何としても止めなければならない」と述べた。

アッバス議長はトルコでエルドアン首相と会談。また、その前にローマ・カトリック教会のフランシスコ法王とも面会し、イスラエルとの紛争について話し合いを持った。

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