マレーシア機捜索、家族らが報奨金5億円の資金集めへ

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マレーシア不明機の捜索後退

(CNN) マレーシア航空370便の失踪から3カ月を迎えた8日、乗客の家族らが、機体の発見につながる情報の提供者に報奨金を出すための募金活動を発表した。

インターネットの資金調達サイト、インディゴーゴーで、500万ドル(約5億円)を目標に資金を集める。

代表者のイーサン・ハント氏は「航空史上、前代未聞のなぞだ。真実を見つけるため、機体と乗客を見つけるために団結する必要がある」と強調。「機体がどこにあるのか、だれかが知っているはず。集めた資金は、情報提供を促すための報奨金として使う」と話している。

信頼性のある手掛かりが得られた場合は民間の国際企業が調査を実施し、当局と協力して機体の捜索に当たるという。

オーストラリアなど関係各国によるこれまでの捜索では、人工衛星の通信履歴に基づき、マレーシア機が着水または着地したとみられる範囲をアーチ状に特定。さらに、同機のブラックボックスが発したとみられる音波が確認されたインド洋南部に対象を絞り、無人潜水機で海底を捜索したものの、手掛かりは得られなかった。

捜索作業は仕切り直しとなり、オーストラリア当局が民間企業に依頼する意向を示している。作業再開は早くても7月末から8月になるとみられている。

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