ラオス航空の旅客機が墜落、乗員乗客49人死亡

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バンコク(CNN) ラオス南部で現地時間の16日午後4時ごろ、タイとの国境に近いパクセ空港に着陸しようとしていたラオス航空の旅客機が豪雨と強風に巻き込まれて墜落し、同航空によると乗客44人を含む49人が死亡した。

現地からの報道などによると、墜落したのは首都ビエンチャンからパクセに向かっていたATR72型のプロペラ機。現地では台風25号(ナリ)の影響で突風が吹いており、着陸準備に入っていた機体があおられて制御できなくなり、メコン川にある島の付近に墜落したという。

この事故で、同機に搭乗していたラオス人の乗客17人と乗員5人のほか、フランス、オーストラリア、タイ、韓国などの乗客が死亡した。

オーストラリア外務省によれば、在ビエンチャンの大使館にラオス当局から、生存者はいないもようだとの連絡があったという。

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