イラク北部のモスルで自爆テロ、死傷者84人

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(CNN) イラク北部のニネベ州モスル北郊で14日、男が着衣に仕掛けた爆弾を爆発させ、当局によると少なくとも36人が死亡、48人が負傷した。

現場では少数派シャバク系住民の葬儀が行われていた。

シャバクは独自の言語や服装を受け継ぐイスラム教徒で、65%がシーア派、35%がスンニ派。現場付近はこのうちシーア派が多く住む地域だった。同州内には約25万人のシャバク系住民がいる。

イラクでは最近、シーア派とスンニ派の対立が激化している。13日には中部バクバにあるスンニ派のモスク(イスラム礼拝所)でエアコンのダクトに仕掛けてあった爆弾が爆発し、礼拝者30人が死亡した。

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