99%が英帰属を支持 フォークランド諸島住民投票

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フォークランド諸島の帰属巡る住民投票を実施

(CNN) 英国とアルゼンチンが領有権を主張するフォークランド諸島(アルゼンチン名・マルビナス諸島)で行われた住民投票は11日、開票が行われ、引き続き英国への帰属を望む住民が圧倒的多数を占めた。当局者が同日発表した。

投票は「フォークランド諸島が英国の海外領土としての現在の政治的地位を維持することを望むか」という質問に対する賛否を問う形で行われた。

フォークランド諸島自治政府の報道官によると、開票の結果、99%以上が英国への帰属を支持した。反対票は3票のみだった。

住民投票は10日から2日間の日程で実施された。有権者は約1600人、投票率は92%だった。

開票を前にフォークランド諸島議会のシャロン・ハルフォード議員は、「我々には自分たちの未来を決める権利がある。アルゼンチンのような相手がそれを否定しようとするのは恐ろしいことだと思う」と強調していた。

住民の中には投票に合わせて英国旗を掲げたり、車に「私たちは誇りある英国民」の横断幕を付けたりする人もいた。投票初日の10日には英国の伝統を祝うパレードが行われた。

住民投票は英国政府が支持する一方で、在英アルゼンチン大使館は8日に出した声明で、住民投票に正当性はないと述べ、「マルビナス諸島の問題を操ろうとする英国の新たな試み」だと批判。「見せかけの『住民投票』を実施したところで、英国にこれら領土の法的地位を変える権利はない」と強調していた

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