千匹超のブタの死骸が川を漂流、当局は「水質に問題なし」を強調 上海

打ち上げられたブタの死骸

打ち上げられたブタの死骸

(CNN) 中国上海市中心部を流れる黄浦江で11日までに、少なくとも1200匹のブタの死骸が浮かんでいるのが見つかり騒ぎとなっている。この川は上海市民の水源となっており、住民の間に安全性への懸念が高まる中、当局は水質に問題はないと説明している。

ブタの死骸が漂流しているのは先週末から見つかっていたという。国営新華社通信によると、ブタの耳に取り付けられた標識から、ブタは黄浦江の上流地域から流れ着いたものとみられる。

ブタが川に浮かんでいた経緯は判明していない。地元メディアによると、最近、上海市南部の村で数千匹のブタが病気により死亡したという。

上海市当局は「近隣地域と協力しながら、大量のブタがどこから流れ着いたのか、遺棄された原因は何かを調査している。川への投棄をやめさせる手段も検討している」と説明。川の水質については、ブタの死骸が最も多く発見された上海市松江区でも通常通りであり、「水道水への重大な影響はない」と強調した。

しかし、60歳の地元住民は「ブタの死骸が見つかった川の水が飲めるのか。政府には責任をもって、原因の調査と住民への安全な水の提供を行ってほしい」と語った。

上海市の南に位置する浙江省嘉興市の地元紙は6日、養豚が盛んな村で過去2カ月の間に数万匹のブタが死んだと伝えていた。地元住民は「1月だけで1万78匹、2月には8325匹のブタが死亡した。毎日300匹以上が死亡し、死骸を置く場所さえない」と語ったという。

上海の農業関係の専門家は共産党機関紙・人民日報系の環球時報に対し、畜産農家は法令で家畜の死骸を地元の処理場で処分するか、殺菌処理して埋めることが義務付けられていると語った。

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