北朝鮮、「平和的衛星の発射続行」を表明 安保理決議に反発

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北朝鮮が打ち上げたロケット「銀河3号」=2012年12月、朝鮮中央通信から

北朝鮮が打ち上げたロケット「銀河3号」=2012年12月、朝鮮中央通信から

国連本部(CNN) 国連安全保障理事会が北朝鮮への制裁強化を盛り込んだ決議案を採択したことに対し、北朝鮮外務省は23日、「平和目的の衛星」の打ち上げを続行するとの声明を発表した。朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

声明は「制裁で圧力をかけるという米国の策略に対抗するために、核抑止力を含む自衛的軍事力の増強を続ける」と表明している。

韓国との関係については「将来、朝鮮半島の平和と安定に関する協議が開かれる可能性はあるが、朝鮮半島非核化に向けた対話はないだろう」と言明した。

一方、韓国は、「北朝鮮はこれ以上の挑発をやめ、核放棄への努力を具体的な行動で明確に示すべきだ」と主張している。

韓国統一省の報道官は安保理決議の採択後、現地時間23日午前10時の時点で、北朝鮮に変わった動きはみられないと述べた。

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