シリア首都近郊で自動車爆弾が連続爆発、77人死亡

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(CNN) 内戦状態が泥沼化しているシリア情勢で、首都ダマスカス近郊の町ジャラマナで28日、自動車爆弾2発が爆発し、少なくとも77人が死亡した。反体制派の「地域調整委員会」が明らかにした。在英反政府派「シリア人権監視機構」によれば、犠牲者の中には女性や子どもも含まれるという。シリア全土でのこの日の死者数は160人に上るとみられている。

内務省の情報では、ジャラマナでの死者は34人、負傷者は83人となっている。ジャラマナには、政府を支持する住民らが内戦の混乱を逃れて身を寄せていた。政府はこの爆発について、テロリストの犯行と断定した。政府は日ごろから、反体制派や過激派をテロリストと呼んでいる。

昨年初めにアサド政権が反体制派に対する弾圧を始めてから、約4万人の市民が犠牲になっているとみられている。また、38万人が難民として国外へ逃れたという。

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