シリア反体制派が政府軍機を撃墜、対空ミサイル活用か

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(CNN) シリアの反体制派は28日、激戦地となっている北部の商業都市アレッポで、戦闘機など政府軍機3機を相次いで撃墜したと明らかにした。撃墜を裏付ける証拠として、負傷したパイロットを手当てする様子を映した動画などをインターネットに公開している。

戦闘機の墜落現場を取材したCNNの記者は、地元住民が機体の残骸を拾って袋に入れ、エンジンとみられる部品がカートに積まれてトラクターにつながれていたと伝えた。トラクターの上では子どもたちが歓声を上げていたという。

別の動画では、パイロットとみられる制服姿の意識のない男性を反体制派が搬送しており、「これが民家を空爆していたパイロットだ」という音声が入っていた。

これに先立ち反体制派は1週間ほど前に、シリア空軍の主要拠点を制圧しており、大量のミサイルを運び出す動画が公開されていた。反体制派は、300発超の旧ソ連時代の対空ミサイルや重火器、ロケット弾などを入手したと見られている。

反体制派はさらにヘリコプター2機を撃墜したとして、インターネットに映像を公開した。映像ではヘリコプター1機が空中で爆発しているが、CNNはこの映像が本物かどうか確認できていない。

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