トルコ、シリア機に強制着陸命令、不審な積み荷輸送の疑いで

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シリア国内では内戦が続く

シリア国内では内戦が続く

(CNN) トルコのアナトリア通信は10日、モスクワを出発したシリアの航空機が民間航空業務の規定違反となる不審な積み荷を輸送していた疑いがあるとしてトルコの首都アンカラの空港への強制着陸を命じられたと報じた。

同空港で機内の集中捜索を実施、一部の荷物が押収された。この荷物の中身は伝えられていないが、詳しく調べているとしている。

同通信によると、このシリアの航空機は11日未明、アンカラ空港を離陸した。乗客が搭乗しているとされ、シリアの旅客機の可能性がある。

ロシアはシリアへの最大の武器供給国とされ、シリア内戦に絡み同国へ向かっていた武器搭載のロシアの輸送船がいったん航行を中断する事例もあった。ロシア当局は今年の夏、シリア情勢が安定するまで武器輸出を中止するとの方針も示していた。

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