再入院のオースティン米国防長官、ブリュッセル訪問を中止

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入院中のオースティン米国防長官がブリュッセル訪問を中止した/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

入院中のオースティン米国防長官がブリュッセル訪問を中止した/Andrew Caballero-Reynolds/AFP/Getty Images

(CNN) 米国防当局者によると、入院中のオースティン国防長官は、今週予定していたブリュッセル訪問を中止した。

オースティン氏はブリュッセル訪問中にウクライナ支援の関係国会合で議長を務め、北大西洋条約機構(NATO)国防相会合に出席する予定だった。

先月23日のウクライナ支援会合には自宅からオンラインで参加していた。今週の会合もオンライン形式で開かれることになった。

国防総省のライダー報道官は12日、ウクライナ支援会合にはウォランダー国防次官補(国家安全保障問題担当)、NATO国防相会合にはスミスNATO大使が代理で出席すると述べた。

国防総省によると、オースティン氏は11日午後に膀胱(ぼうこう)の症状で病院に運ばれ、その後3時間以内にバイデン大統領や米軍のブラウン統合参謀本部議長、議会に通知された。

続いてヒックス国防副長官に職務を引き継ぐとの報告があり、深夜0時前には集中治療室に入院したことが発表された。

ライダー氏は12日、オースティン氏がプライバシー確保のため集中治療室に収容されたと説明し、入院中はここにとどまるとの見通しを示した。担当医は同日午後、膀胱の症状に対処するために全身麻酔で「非外科的処置」を施したと発表した。

医療スタッフによると、入院がいつまで続くかは不明。ただし担当医は、長期入院にはならないとの見通しを示している。

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