渓流釣りの2人が見た「光るもの」、奇跡への第一歩だった 米

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渓流釣りで見えた「光るもの」、奇跡の救出への第一歩 米

(CNN) クリスマスの翌日、米インディアナ州北西部の渓流へ釣りに出かけた2人の男性が、遠くの方で何か光るものを見つけた。

マリオ・ガルシアさんと義理の息子のニバルド・デラトーレさんは、釣りを終えて引き上げるところだったが、好奇心に駆られて見に行くことにした。今月26日の出来事だった。

光るものに向かって歩いて行くと、州間高速道路に架かる橋の下にたどり着き、ようやく正体が分かった。

トラックの残骸だった。

2人は運転席のドアに近付き、ガルシアさんが車内に手を入れてエアバッグをどけると、それまで見えていなかったものが見えた。運転席に、男性がいた。

死亡していると思い、男性の肩に手を触れたというガルシアさん。「揺さぶると目を覚ました」と振り返る。

驚いたガルシアさんは、すぐに助けを呼ぶようデラトーレさんに促した。

ほぼ1週間ぶりの奇跡的な救助が始まった瞬間だった。

運転席にいた男性はインディアナ州ミシャワカに住む溶接士のマシュー・リームさん(27)。座席にはさまれて20日以来、身動きできなくなっていた。車体は変形して携帯電話には手が届かず、大声で叫んでも助けは来なかった。

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