ヘリによる急襲作戦でISIS当局者を拘束、米軍が発表 シリア

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米軍がヘリコプターによるシリアでの急襲作戦でISIS当局者を捕虜にした/Daniel Slim/AFP/Getty Images/FILE

米軍がヘリコプターによるシリアでの急襲作戦でISIS当局者を捕虜にした/Daniel Slim/AFP/Getty Images/FILE

(CNN) 米軍は23日にシリア北部でヘリコプターによる急襲を実施し、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の当局者の身柄を拘束した。米中央軍が25日に発表した。

同軍の発表文によると、捕らえたのはISISによるシリアでの作戦や調整に従事する当局者1人。地域内のISISのネットワーク全体に関係を有する人物と目されている。

急襲作戦で民間人の死傷者は出ていないという。

中央軍の報道官は発表文で、今回のようなISIS当局者を拘束することでテロリストの位置を特定し、戦場から排除する自軍の能力が高まると述べた。中央軍は引き続きISIS掃討に注力するとしている。

今年8月、中央軍と有志連合はシリアで8件の連携作戦を遂行。ISISの要員7人を捕らえ、1人を殺害した。中央軍が明らかにした。イラクでは8月の作戦全体でISIS要員18人を拘束。6人を殺害したという。

現行のISIS掃討作戦の一環としてシリアに駐留する米軍兵士の数はおよそ900人。

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