米中央軍、シリアでISIS指導者殺害と発表 民間人の負傷について調査

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米中央軍は、シリアで過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の指導者を殺害したと発表した/Gokhan Sahin/Getty Images

米中央軍は、シリアで過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)の指導者を殺害したと発表した/Gokhan Sahin/Getty Images

(CNN) 米中央軍は9日、シリア東部で7日にドローン(無人機)を使った攻撃を行い、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)のウサマ・ムハジール指導者を殺害したと発表した。

発表によると、今回の攻撃に使われたドローン「MQ―9リーパー」は同じ日に、ロシア機による妨害行為を受けていた。

中央軍のマイケル・クリラ司令官は「ISISは同地のみならず、それ以上の地域にとっても脅威であり続けている」と強調した。

中央軍は、この攻撃で死亡した民間人はいなかったとする一方、民間人の負傷に関する報告について調査しているとした。

シリアでISIS撲滅作戦を展開している米軍のドローンは、シリアのアサド政権を支持するロシア機によって3度にわたり妨害行為を受けたとされる。

米中央空軍の発表によると、7日はロシア軍戦闘機による米軍ドローンの妨害行為が2時間近く続き、ロシア軍機が18回にわたって至近距離を通過したため、MQ―9が反応して危険な状況を回避した。

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