ロシア、民間軍事会社ワグネルの乗っ取りを試みる公算大 元CIA長官

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ロシア・サンクトペテルブルクにあるワグネルの本社/VCG/Getty Images

ロシア・サンクトペテルブルクにあるワグネルの本社/VCG/Getty Images

(CNN) 米国の国防長官や中央情報局(CIA)長官を務めた経歴を持つレオン・パネッタ氏は、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗していた飛行機が墜落したとの報道を受けて、ロシアがワグネルの乗っ取りを試みる公算が大きいと語った。

パネッタ氏は、ワグネルが独自に行動し続けることをロシアが懸念しているとの見方を示し、「そのため、アフリカやアジア、そのほかのどこにいても、彼らがワグネルに対する支配権を主張しても驚かない」と述べた。ワグネルの関係者も自分たちの生命について心配しなければならないとも指摘した。

飛行機墜落のわずか2日前には、プリゴジン氏がアフリカで、全ての大陸でロシアをより偉大にするなどと主張する動画が拡散していた。

ワグネルは、マリなどアフリカの複数の国々で活動を続けている。

CNNや人権団体の調査によって、ワグネルがマリや中央アフリカで、民間人に対する虐殺に関与したことなどが立証されている。

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