米特別検察官、ロシア人13人を起訴 大統領選介入で

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トランプ大統領(右)はトランプ陣営とロシア側の結託はなかったと改めて主張

トランプ大統領(右)はトランプ陣営とロシア側の結託はなかったと改めて主張

今回の発表を受け、トランプ氏はツイッターで、起訴内容に大統領選に影響を及ぼしたとの主張はないと強調。「ロシアは2014年に反米工作を始めた。私が大統領選に出馬表明するはるか前のことだ」とし、「選挙結果には影響がなかった。トランプ陣営は何も悪いことはしておらず、結託はなかった」と述べた。

起訴状によると、2016年2月にインターネット・リサーチ・エージェンシーのスタッフに対し、米国のソーシャルメディアに政治的な内容を投稿し、ヒラリー・クリントン氏と残りの候補者を批判するようにとの指示があった。その指示には「我々が支持するサンダースとトランプは除く」との文言も添えられていた。

民主党の予備選ではバーニー・サンダース氏がクリントン氏と大統領選の候補者指名を巡って激しく争っていた。こうした記述から、ロシア側が早い段階でクリントン氏を攻撃することを決めていたことがうかがえる。今回訴追された個人13人のうち12人は同団体の関係者。

ローゼンスタイン氏は、今回の起訴では、不正を認識しながら関与した米国人がいるとの主張は一切ないと強調。また、こうした不正行為で選挙結果が変わったとの主張もないと指摘した。

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