クルーズ氏が撤退を表明 インディアナ州はトランプ氏勝利

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「反トランプ」でケーシック氏と共闘体制を敷いたものの及ばなかった

「反トランプ」でケーシック氏と共闘体制を敷いたものの及ばなかった

共和党の指名獲得には、代議員総数の過半数に相当する1237人が必要とされる。トランプ氏がこの数まで到達するのは6月以降になる見通しだが、インディアナを押さえた時点であと200人まで迫り、同氏の指名獲得を阻止するのはほぼ不可能な状況となった。

クルーズ氏は3日朝の記者会見で、トランプ氏からの中傷に対し「トランプ氏は病的なうそつき」「前代未聞のナルシスト」などと激しく反撃する場面もあった。トランプ氏は「クルーズ氏は大敗が続いて必死になっている」「大統領にふさわしい気質ではない」と言い返した。

民主党では、指名レースのトップを走るヒラリー・クリントン前国務長官に対し、ライバルのバーニー・サンダース上院議員が同州での勝利を目指して接戦を繰り広げた。ただしサンダース氏がここで勝ったとしても、代議員数でクリントン氏に大きく差をつけられている状況に変わりはない。

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