共和党2候補、反トランプで共闘 一部の州で「すみ分け」

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共和党候補の中では、トランプ氏(中)が選挙戦を優位に進めている

共和党候補の中では、トランプ氏(中)が選挙戦を優位に進めている

一方、ケーシック氏の陣営は「インディアナ州の予備選は総取り方式を採用していることから、トランプ氏に代議員1237人を取られないためには同州で勝利させないことが不可欠だ」と指摘、「我々の陣営は重点を西部に移し、インディアナ州はクルーズ陣営に譲る」と宣言した。

これまでケーシック氏は地元オハイオ州で1勝を挙げたのみで、指名争いでは他の候補に大きく後れを取っていた。クルーズ氏はトランプ氏に次ぐ2位を保っているものの、安定した勝利は収められずにいる。

ただし両陣営が24日の声明で言及したのはインディアナなど3州のみ。残る大票田のカリフォルニアや、ネブラスカ、ウエストバージニアなどの各州には触れていない。

トランプ氏はニューヨーク州での勝利に続いて北東部の各州でも勝利が予想されている。クルーズ陣営は危機感を強め、ケーシック氏に対して以前から撤退を求めていた。

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