小型機が高速道路に胴体着陸、車に追突して6人死傷 米

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(CNN) 米連邦航空局(FAA)などは2日、米カリフォルニア州サンディエゴ郡にある州間道15号線で同日朝、緊急の胴体着陸を試みた単発エンジンの小型機が路肩に停車していた車に追突する事故があったと報告した。

この衝突で車内の後部座席にいた2人のうちの女性1人が即死。地元のCNN系列局KGTVによると、小型機の操縦士を含む5人が負傷した。パイロットは重体となっている。負傷者には同機に乗っていた1人も含まれる。

地元の消防当局者によると、車の運転手は同州の法規に従い、携帯電話を使うため路肩に停車していた。衝突の詳しい経緯は不明だが、同機が降下する前、停止しそうなエンジン音を聞いたとの多数の証言があると述べた。

FAAによると、小型機は車輪を使わないでの着陸を試み、車に追突する前、路上を約46メートル滑走した。衝突の衝撃で車のバンパーとトランク部分が2人が座っていた車内の後部座席部分に突き出るような形になったという。

負傷者5人はいずれも近辺の病院に搬送された。詳しい病状は伝えられていないが、手術を受けたり、手当ての後に退院した被害者もいる。

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