「決戦の地」オハイオ、ケーシック知事がトランプ氏をリード

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ケーシック・オハイオ州知事。地元ではトランプ氏の支持率を上回る

ケーシック・オハイオ州知事。地元ではトランプ氏の支持率を上回る

オハイオ州コロンバス(CNN) 今秋の米大統領選に向けた共和党の候補者指名争いで現地時間15日に予備選が行われるオハイオ州では、州知事のジョン・ケーシック氏が支持率で共和党の指名レースで首位を行く実業家のドナルド・トランプ氏をわずかに上回っていることが分かった。モンマス大学の世論調査で明らかになった。

世論調査によれば、ケーシック氏の支持率は40%と、トランプ氏の35%を上回った。15日は、オハイオ州をはじめ、フロリダ州やイリノイ州などでも予備選が行われる。オハイオ州は66人の代議員を「勝者総取り」で獲得できるため注目度も高い。

他の共和党候補のオハイオ州での支持率はテッド・クルーズ上院議員が15%、マルコ・ルビオ上院議員は5%だった。

先週末にはシカゴの集会で、トランプ氏の支持者と反対派が衝突をするなどしていたが、有権者への影響は小さいようだ。

共和党支持者の67%が投票行動に影響はないと答えた。16%が今回の出来事によってトランプ氏を支持する可能性が高まると答えた。トランプ氏を支持しない可能性が高くなると答えた割合は14%だった。

一方、民主党候補では、ヒラリー・クリントン前国務長官の支持率は54%で、バーニー・サンダース上院議員の40%を上回った。

調査は今月11~13日、オハイオ州の各党の予備選に参加する可能性のある人(共和党503人、民主党302人)を対象に行われた。誤差は共和党でプラスマイナス4.4ポイント、民主党で5.6ポイント。

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