高校で生徒が校長銃撃、負傷させる 米サウスダコタ州

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(CNN) 米サウスダコタ州の高校で30日、校長が生徒に銃で撃たれて負傷する事件が起きた。地元当局が明らかにした。

警察によると、同州スーフォールズ近郊にあるハリスバーグ・ハイスクールで、オフィスに入って来た男子生徒がケビン・レイン校長との間で口論になり、もみ合った末に銃を抜いてレイン校長を撃った。

生徒は銃声を聞いて駆け付けた教頭と体育教員に取り押さえられ、警察に引き渡された。まだ訴追はされていない。

レイン校長は腕を負傷したものの、病院から自分で電話をかけるなど容体は安定しているという。

現場には米連邦捜査局(FBI)や火器取締局の係員、保安官、警察官、米国土安全保障省の担当者などが駆けつけて騒然となった。

同校では日ごろから避難訓練を実施しており、生徒たちは手順に従って避難した。校内では爆弾処理班が捜索を行い、銃は警察が押収した。翌日の授業を通常通り行うかどうかはまだ未定。

当局者は「各学校とも何年も前からこうした事態に備えようとしてきたが、自分の所では起きてほしくなかった」と話している。

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