トップレス女性で物議、市が対策も 米NYタイムズスクエア

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デブラシオ市長はトップレスの女性らをめぐる問題への対処を宣言=City of New York

デブラシオ市長はトップレスの女性らをめぐる問題への対処を宣言=City of New York

近年のタイムズスクエアではスパイダーマンやバットマン、バズ・ライトイヤーなど、人気映画のキャラクターに扮(ふん)したグループが子どもたちと写真を撮り、チップを受け取る姿を見かける。こうしたグループが時には痴漢行為や口論などのトラブルを起こすこともある。

近隣の商店などは不快感を示してきたが、彼らの行為は「表現の自由」を定めた合衆国憲法で守られ、違法には当たらないというのが、司法の見解だ。公共のスペースをトップレスで歩き回るのも、同様の行為とみなされる。

デブラシオ市長の側近らは、タイムズスクエアの歩行者天国自体を廃止することも検討しているようだ。ニューヨーク市警(NYPD)のブラットン本部長は最近、ラジオでタイムズスクエアの車両通行禁止を解除する可能性に言及したが、これにはただちに反発の声が上がった。

もうひとつの可能性として、タイムズスクエアを一般の公共スペースでなく、市が管轄する公園区域と位置付ける道が考えられる。そうすれば、区域内での活動などを市が制限することも可能になる。市長らは具体的にどのような対策を講じるのか、今後の動きが注目される。

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