正面から6度撃たれる、家族側が検視結果を発表 米黒人少年射殺

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外出禁止令後も暴動が発生し、デモ参加者に催涙弾を撃つ警官ら

外出禁止令後も暴動が発生し、デモ参加者に催涙弾を撃つ警官ら

ブラウンさんの死因を巡っては、同州セントルイス郡の警察が先週、最初の検視を実施。銃撃によって死亡したと述べたが、何発撃たれたのかなど明らかにしていなかった。これに不審を抱いた家族が独自の検視を要求していた。

司法省は17日、ホルダー司法長官が遺族の要請などを受け、ブラウンさんの遺体の解剖を改めて行うよう指示したと発表した。解剖は連邦監察医が担当し、できるだけ早く実施するという。

射殺の経緯を巡っては、警察はブラウンさんが警官と争いになり、警官の武器を取り上げようとしたと説明。一方で、ブラウンさんは手を上げて警官に危害を加える様子はなかったとする複数の目撃証言もある。現場周辺では住民が警察の対応に抗議する集会や暴動が起き、警察も催涙弾で対応するなど緊張が高まっている。

同州のジェイ・ニクソン知事はこの事態を受け、「地域の平和と秩序を取り戻す」ためにファーガソンへの州兵の展開を命じた。

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