国内で支持率急落のオバマ米大統領、世界の見方は

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NSAによる盗聴問題で、ドイツでの支持率が下落

NSAによる盗聴問題で、ドイツでの支持率が下落

特に西欧諸国でのオバマ人気は高い。フランスでは8割、イタリアと英国では4人に3人がオバマ氏の国際政策を支持している。NSAが国内外で電子メールや電話のやり取りを傍受していたことが暴露されたものの、実際に去年、欧州連合(EU)内で大幅に支持率が低下したのはドイツだけだ。

ドイツの場合、米情報機関によるスパイ活動疑惑が発覚して以来、去年1年でオバマ氏の支持率が17ポイント低下した。

ロシアではもともと、2013年からオバマ氏の人気が低迷していたが、ウクライナ情勢への米国の対応を受けてさらに支持が14ポイント低下し支持率は29%にまで下落した。

アジアにおいても、西欧諸国の場合と同様、オバマ氏を支持する声が多い。調査対象のアジア11カ国のうち9カ国では、国民の過半数がオバマ氏を信頼している。

特にフィリピン(89%)と韓国(84%)では支持率が高い。中国でも約半数の支持を得ており、去年1年で20ポイント上昇した。パキスタンは世界で最も批判的で、支持率はわずか7%にとどまっている。

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