米3女性監禁、容疑者は「怪物」 兄弟にインタビュー

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3人の女性が約10年にわたり監禁されていた

3人の女性が約10年にわたり監禁されていた

ペドロ氏は、アリエル容疑者が幼い少女を連れてハンバーガーショップにいるのを見かけたことがある。監禁されていた女性の1人と同容疑者との間に生まれた娘だったとみられる。「その子はだれだ」と聞くと、「ガールフレンドの子ども」という答えが返ってきた。

被害者の1人だったジーナ・デヘスースさんの父親は、兄弟3人と親交があった。ペドロ氏とオニール氏は父親に会うたび、行方不明のジーナさんのことを尋ねて励ましの言葉をかけていた。ジーナさんの無事を祈る集まりにはアリエル容疑者も参加し、ジーナさんの母親を抱き締めていたという。

ペドロ氏もオニール氏も、犯行を知ったらすぐに通報していただろうと話す。オニール氏は容疑者を「怪物」と呼び、「刑務所でせいぜい苦しんでほしい。食事を与えられなくても構わない」と語った。釈放されてからも「どこかに閉じ込められている感覚」が続き、毎晩悪夢にうなされる。「私は生ける屍(しかばね)だ」と話すオニール氏に、ペドロ氏も同意した。

事件が報道されてから自宅に石を投げられたり、ネット上で脅迫を受けたりした2人は現在、非公開の場所に身を隠している。ペドロ氏は自分たち家族を責めないでほしいと訴え、「どうか私たちに自由をと、世界中の人々に伝えたい」と話した。

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