中国・重慶の大型モールが完成間近 「世界一高い」空中通路も

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「クリスタル」と名付けられた通路は「横向きの摩天楼」とも呼ばれる/CapitaLand Group

「クリスタル」と名付けられた通路は「横向きの摩天楼」とも呼ばれる/CapitaLand Group

(CNN) 中国南西部の重慶市の中心部に建設が進む大型ショッピングモール、来福士広場(ラッフルズ・シティ)の完成が近づいている。

重慶来福士広場は長江と嘉陵江の合流地点に建設される。総工費38億ドル(約4200億円)で、敷地面積9.2ヘクタール、総床面積112万平方メートルという規模。

イスラエルの建築家モシェ・サフディ氏が設計し、6年前に着工した。貿易都市として栄えてきた重慶の歴史にちなんで帆船のイメージを取り入れている。

8棟の高層ビルを、地上250メートルの「世界一高い」空中通路でつなぐ。「水晶(クリスタル)」と名付けられた通路は「横向きの摩天楼」とも呼ばれ、中には展望台や空中庭園、レストラン、プールなどがつくられる。

夜になると、通路からの光線が空を照らす壮大なライト・ショーが楽しめる。

広さ23万平方メートルのショッピングモールや1400戸の集合住宅、高級ホテル、16万平方メートルの豪華なオフィス・スペースも開設される。

現場では最近、8棟目のビルを建てる工事が完成。開発を手掛けたシンガポールの不動産大手キャピタランドによると、今年4~6月期の完工を目指して内装工事が進められている。通路の展望台に植える樹木も、まもなく到着する見通しだ。

来福士広場は中国国内ですでに北京、成都、杭州、寧波、深センの各都市と、上海市内の2カ所にオープンしている。

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