アイデア勝負、日本が仕掛けるウェアラブル技術の新潮流<下>

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指のフリック操作で壁やテレビにスクリーンを映し出すことができる「Bird」

指のフリック操作で壁やテレビにスクリーンを映し出すことができる「Bird」

平面をスクリーンに変える魔法の「指ぬき」

より小型のウェアラブル端末もある。

長さ約8センチの「BIRD」は、ユーザーの指先を魔法の杖に変える現代の「指ぬき」だ。

この端末はアルゴリズムを使ってユーザーの意図を読み取り、さらに正確なセンサーで指を動かす方向、速度、動かし方を追跡する。この技術により、他のスマート端末との情報のやりとりができるだけでなく、ユーザーはどんな平面もスマートスクリーンに変えることができる。

例えば、家の中を歩き回っている時に、壁にラップトップの画面を映し出したり、コーヒーメーカーのスイッチを入れたり、平面上で本を読むことができる。さらに指でポイントやスワイプするだけでオンラインショッピングも可能だ。

またBIRDを使えば共同プレゼンテーションも可能になることから、BIRDを開発したイスラエルのMUVインタラクティブと日本のシリコンテクノロジーの両社は、将来的に教育・企業部門での利用を見込んでいる。

連載終わり

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