東京五輪・パラリンピック、大会時の行動規範発表

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東京・五輪パラリンピックにおける大会時の行動規範が発表された/BEHROUZ MEHRI/AFP/AFP via Getty Images

東京・五輪パラリンピックにおける大会時の行動規範が発表された/BEHROUZ MEHRI/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 今夏開催予定の東京五輪・パラリンピックで選手など大会関係者の大会時の行動規範を定めたルールブック(プレーブック)が3日発表された。国際オリンピック委員会(IOC)などが初版を公表した。

参加選手に新型コロナウイルスのワクチン接種は義務付けられていない。しかし、IOCは各国に対し、訪日前に選手団にワクチン接種を行うことを促したり支援したりするとしている。

プレーブックでは、大会参加者は全員、日本政府の接触追跡用アプリのダウンロードが義務付けられるほか、最初の14日間は行動制限に従うことなどを求めている。

全ての選手は日本での社会的活動を最小限にするよう求められており、「濃厚接触」する可能性のある人はすべてリスト化する必要がある。

選手や審判は許可がなければ公共交通機関を利用しないよう求められているほか、食事や睡眠、屋外の広い空間にいるとき以外は常にマスクを着用しなければならない。

ハグやハイタッチ、握手も避けるべきとし、観客に対しても歌や声を合わせた応援を行わないよう求めている。

選手がこうした規則を順守できなかった場合には競技への参加が禁じられる可能性がある。

加えて、イベントへの参加時には常に検温が行われるほか、日本国内にいるときは定期的な検査を行うことが求められる。

入国時には3日以内の新型コロナウイルス検査陰性の証明が必要となり、14日以内に症状が出た人は全員、移動できない。

プレーブックは4月と6月に改訂される予定。

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