急死のプリンスさん、遺体から鎮痛剤のオピオイド検出

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ミネアポリスの街中に描かれたプリンスさんの壁画

ミネアポリスの街中に描かれたプリンスさんの壁画

(CNN) 米ミュージシャン、プリンスことプリンス・ロジャーズ・ネルソンさんが死亡した経緯を調べている捜査当局は27日、プリンスさんの遺体やミネソタ州の自宅から、処方薬のオピオイドが検出されたことを明らかにした。

オピオイドは鎮痛剤として普及しており、当局は麻薬取締局の協力を得て捜査を進めている。

プリンスさんは死の1週間ほど前に健康状態が悪化し、搭乗機がイリノイ州に緊急着陸した。操縦士は管制塔に、乗客(後にプリンスさんと判明)が意識を失ったと連絡していた。

捜査当局は、これもオピオイドの影響だったとの見方を強めている。当局者によると、プリンスさんは鎮痛剤の過剰服用の手当てを受けたという。

遺体はミネソタ州で22日に解剖が行われた。しかし解剖結果や毒物検査の結果はまだ発表されておらず、死因が判明するまでには数週間かかる見通し。

プリンスさんは21日、ミネソタ州にある自宅兼スタジオ「ペイズリーパーク」のエレベーター内で意識を失って倒れているのが見つかった。カーバー郡の保安官によると、遺体に目立った外傷はなかった。

最後に姿を目撃されたのは20日午後8時ごろ、ペイズリーパークで車を降りた時だった。プリンスさんは1人で過ごすことも多く、発見時、ペイズリーパークにはほかに誰もいなかったという。

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