トランプ氏、「ミス・ユニバース」放映中止に抗議

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米大統領選に出馬するドナルド・トランプ氏。移民への侮辱発言で批判にさらされている

米大統領選に出馬するドナルド・トランプ氏。移民への侮辱発言で批判にさらされている

問題になっているのは、同氏が演説でメキシコ移民の一部を「婦女暴行犯」「麻薬密売人」などと呼んだ発言だ。

ミスUSAの主催者らは30日午前の時点では、「私たちは最近の出来事に胸を痛めているが、イベント当日に向けて予定通り準備を進める」との声明を出していた。

しかしこの日の午後、ミスUSAの司会を務める予定だった2人のうち、プロダンサーのシェリル・バークさんがフェイスブック上で降板を表明。もう一方のNBC系列局キャスター、トーマス・ロバーツさんもツイッターで同様の意向を示唆し、NBCの報道担当者が降板を確認した。

こうしたなか、今年のミスUSA出場者の1人でカンザス州代表のアレクシス・レイルズバックさんは「トランプ氏がイベントを企画するわけではない。同氏個人の発言とイベントとは全く関係がないと思う」と指摘。イベントを中止に追い込むような動きに対して批判的な見方を示した。

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