FIFA汚職 米当局、元副会長など14人を起訴

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FIFA元副会長などを起訴

(CNN) 国際サッカー連盟(FIFA)の幹部が賄賂などを受け取った疑いで逮捕された汚職事件に関連して、米司法省は27日、FIFA関係者など14人を恐喝や資金洗浄の共謀罪などでニューヨークの連邦裁判所に起訴したと発表した。

これを受けてFIFAは11人の活動禁止を発表。自らも疑惑の渦中にあるブラッター会長は不正摘発を歓迎する声明を発表した。

27日に起訴された14人のうち6人は現役のFIFA関係者。ほかにジャック・ワーナーFIFA元副会長や、北米や南米のサッカー団体関係者、報道関係者なども含まれる。ワーナー元副会長は声明を発表して自分は無実だと強調、この事件に関連して事情を聴かれたことはないと説明した。

ニューヨークで記者会見した米司法省のリンチ長官は、起訴された幹部らがサッカーを「犯罪集団」に変えてしまったと非難した。最も罪の重い恐喝罪で有罪になれば20年以下の禁錮を言い渡される可能性もある。

記者会見には米連邦捜査局(FBI)のコミー長官や、米内国歳入庁(IRS)の犯罪捜査局を率いるウェバー局長らも同席した。ウェバー局長は、「これはまさに詐欺のワールドカップだ。われわれは本日、FIFAにレッドカードを出した」と宣言した。

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