FIFA汚職 米当局、元副会長など14人を起訴

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W杯招致を巡り捜査も

W杯招致を巡り捜査も

FIFA幹部らは、過去24年にわたって総額1億5000万ドル(約185億円)を超す賄賂を受け取り、見返りに「実入りのいい放映権やスポンサー権」を供与していたとされる。

ニューヨーク東部地区のカリー検察官は今回の起訴について、サッカーを巡る汚職摘発の「終わりではなく始まり」だと強調した。

FIFAは米当局の発表を受け、関係者11人について「サッカー関連の活動」を禁止すると発表した。この中にはスイスで逮捕された7人や、27日に起訴が発表された人物が含まれる。また、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)や南米サッカー連盟(CONMEBOL)の会長だった人物も対象となった。

一方、スイスの当局は27日、チューリヒにあるFIFAの本部を捜索。ワールドカップ(W杯)の2018年ロシア大会と22年カタール大会の開催地決定についても捜査すると発表した。連邦警察は開催地がロシアに決まった経緯などについて、同国のスポーツ相から事情を聴く方針。

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