F1フェラーリ、フェテルの獲得を否定 マッサと契約延長

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レッドブル・ルノー所属のセバスチャン・フェテル

レッドブル・ルノー所属のセバスチャン・フェテル

(CNN) 自動車レースのフォーミュラワン(F1)に参戦するフェラーリの最高責任者は18日までに、今季の年間総合王者争いで首位に立つレッドブル・ルノー所属のセバスチャン・フェテル(ドイツ)が2014年にフェラーリに移籍するとの一部報道を否定した。

この報道が出た後、フェラーリはフェリペ・マッサ(ブラジル)との契約を13年シーズン終了まで1年延長したと発表した。マッサは06年にフェラーリに加わっている。

フェテルは14年からマッサの後任になると報じられたが、フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモロ最高責任者はクラブの公式サイトで「野心的なドライバー2人をチーム内に抱えることは困難」との考えを示した。ドライバー2人が対立するような事態は望まないとも述べた。

フェテルの代理人もCNNに対し、フェラーリへの移籍を打ち消した。

フェラーリのエースドライバーは現在、年間総合王者に2度輝いたフェルナンド・アロンソ(スペイン)で、今季のドライバーズポイント争いでフェテルを6ポイント差で追う2位に付けている。フェラーリのドライバーは07年以降、王者から遠ざかっている。

10月14日に行われた韓国グランプリ(GP)を制したフェテルも年間総合王者を2度獲得している。今季のGPはあと4レースとなっている。

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