サッカー仏代表のリベリとベンゼマ、未成年買春で起訴へ

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フランス代表のベンゼマ(左)とリベリー

フランス代表のベンゼマ(左)とリベリー

(CNN) フランスの司法当局は15日までに、サッカー同国代表のフランク・リベリ、カリム・ベンゼマ両選手を、未成年を買春したとして起訴する方針だと発表した。裁判は来年まで続くとみられる。

事件が明るみに出たのは2010年ワールドカップ(W杯)の前。警察がパリ中心部のナイトクラブを捜索し、少女18人を売春容疑で拘束した。このうち1人の少女は雑誌のインタビューで、リベリ選手ら複数の代表チームの選手と店で出会い、性的関係を持ったと語った。少女は当時16歳だったが、18歳未満であることは相手に明かさなかったという。

事件に関する審問に出廷したリベリ選手は、関係を持ったことを認める一方、未成年だとは知らなかったとして無罪を主張した。少女はその後、ファッションデザイナーとして活躍している。

事件を担当する予審判事はCNNに、「被告の一部は売春あっせんの罪を問われる」と語る一方、それがだれかは公表できないと述べた。

リベリ選手はドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン、ベンゼマ選手はスペイン1部リーグのレアルマドリードにそれぞれ所属しているが、いずれのチームもこの件についてコメントしていない。両選手は有罪となった場合、最大で禁錮3年または罰金4万5000ユーロ(約440万円)の刑を言い渡される可能性がある。

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