野生ウォンバットとの「自撮り」やめて、豪無人島で呼び掛け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Getty Images/Posnov

Getty Images/Posnov

(CNN) 愛嬌(あいきょう)のある丸顔の人気者、オーストラリア原産のウォンバットを守ろうと、地元観光局が自撮りの自重などを呼び掛けている。

ウォンバットはカンガルーやコアラと同じ有袋類の動物で、サイコロのような四角い形のふんをすることでも知られる。豪南部タスマニア州の東部に位置するマリア島には、野生のウォンバットが多数生息している。

マリア島は全体が国立公園に指定されている無人島。訪れる観光客らが近年、ウォンバットと一緒に写真を撮ろうと近づいたり、抱き上げようとしたりする場面が目立つことから、このほど「誓いの言葉」が掲げられた。

島の野生生物を尊重し、保護することを誓う内容で、ウォンバットにも「自撮り棒で追いかけたり、赤ちゃんに近付きすぎたりしません。取り囲んだり、抱き上げようとしたりしません」と約束している。

オーストラリアまで行くからにはウォンバットを抱っこしなければ納得できない、という観光客向けには、タスマニア島のトロワナ野生動物公園に、保護されたウォンバットとふれあえるコーナーが設けられている。

「豪州」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]