ロシア隕石、湖底から巨大破片を回収

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隕石は爆発した後、複数の破片となって落下し、一部が氷を突き抜けて湖の底に沈んだと見られていた。

科学者らによる同湖の本格的な湖底調査は気候が温暖になる時期まで待たなければならなかった。小さな破片はこれまで同湖やウラル地方の他地域で見つかっていた。

2月の隕石爆発、落下では衝撃波などに伴って建物の窓ガラスが割れ、住民ら1500人以上が負傷。はぐれた隕石が人類にもたらす被害への懸念が改めて高まる契機ともなっていた。

米航空宇宙局(NASA)は同年4月、宇宙船を飛ばして隕石を「捕獲」し、月の周回軌道に引航する計画を発表。宇宙飛行士が捕まえた隕石を月で調査するとしたこの計画は、惑星防衛任務の一環とも銘打たれた。

しかし、米連邦下院の委員会は同年7月、この計画への資金提供を拒否することを可決していた。

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