ゼレンスキー氏、米CEOや財界有力者と会談 ウクライナ再建を協議

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ゼレンスキー大統領(左)がウクライナの再建を巡って米財界の有力者らと会談した/Albert Cheeung

ゼレンスキー大統領(左)がウクライナの再建を巡って米財界の有力者らと会談した/Albert Cheeung

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は20日夜、米ニューヨーク市マンハッタンで米金融街の最高経営責任者(CEO)や財界有力者と会談し、戦争で荒廃した国と経済の再建策について協議した。事情に詳しい関係者がCNNに明らかにした。

米銀大手JPモルガン・チェースが招集した会合には、米グーグルのエリック・シュミット元CEOや富豪のマイケル・ブルームバーグ氏、米プロフットボールリーグ(NFL)ニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーのロバート・クラフト氏、ヘッジファンド創設者のビル・アックマン氏、ヘンリー・キッシンジャー元米国務長官、富豪のバリー・スターンリヒト氏らが参加した。

ゼレンスキー氏は前日の国連演説で、ロシアの侵略に対する世界の団結を呼び掛けていた。

ゼレンスキー氏は21日にホワイトハウスを訪れ、バイデン米大統領と会談する予定。

関係者がCNNに明らかにしたところによると、20日の会合はウクライナ再建への支援と投資の方法について話し合うことに焦点が置かれていたという。

会合については米FOXビジネスが最初に報じた。生産的な内容で、予定よりも時間を延長して行われたとされるが、財界有力者から確固たる約束が得られたかどうかは現時点で分かっていない。

JPモルガンは2月、ウクライナの首都キーウに代表団を派遣し、ウクライナ経済の安定化策や再建に必要な資金の調達支援策についてゼレンスキー氏に報告していた。

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