ロシアとベラルーシでの事業、「さらに縮小」 イケア

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イケアの店舗=3月4日、ロシア・モスクワ
/Pavel Pavlov/Anadolu Agency/Getty Images

イケアの店舗=3月4日、ロシア・モスクワ /Pavel Pavlov/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) スウェーデンの家具大手イケアは15日、ロシアとベラルーシでの事業について、「さらに縮小」すると明らかにした。

イケアは3月に、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、両国での事業について、営業を停止していた。しかし、「残念ながら、状況は改善しなかった」という。

世界全体の事業やサプライチェーン(供給網)が大きく影響を受けており、ただちに営業を再開できるとは考えられないとしている。

イケアは事業縮小の一環として、ロシアにある4つの工場全てについて、新しい所有者を探している。イケア製品の両国への輸入と両国からの輸出は凍結されたままとなる。ロシア首都モスクワとベラルーシ首都ミンスクにあるオフィスは恒久的に閉鎖されるほか、イケアの店舗についても営業停止が続く。

イケアは今回の決断によって多くの雇用が失われることを認めた。

3月に発表された声明では、直接影響を受ける従業員は約1万5000人で、6カ月分の給料を全ての従業員に対して保証するとしていた。

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