米政府、使わなくなった灯台6基を競売へ 165万円前後

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米政府が使わなくなった国内の灯台6基をオークションに出品した

米政府が使わなくなった国内の灯台6基をオークションに出品した

(CNN) 米国政府はこのほど、使用しなくなった国内の灯台6基をオークションに出品した。歴史ある灯台を新たな所有者の下で保存することを念頭に置いた措置で、価格は1基1万5000ドル(165万円)前後とみている。

6基のうち5基はミシガン州の湖に設置された灯台。残りの1つはメリーランド州のチェサピーク湾に立つ。これらの灯台は政府が資産を競売にかける際に使用するウェブサイト「GSAオークションズ」で閲覧できる。

米国内の歴史的な灯台に関しては、保存の観点から2000年に法律が制定された。連邦政府所有の灯台が使用されなくなった場合は、この法律に基づいて新たな管理者への譲渡が行われる。GSAオークションズは、この時期に当該の灯台がオークションにかけられる理由について明らかにしていない。

出品された灯台はすべてコンクリートの小さな土台の上に建てられ、船を使わなくては行き来できない。監視員用の質素な部屋はあるが、寝泊りできるようにするには改装が必要だ。

8日の時点でそれぞれの灯台には、高いもので2万7000ドル、安いもので1万ドルの値が付いた。

自分だけの灯台を持ちたいと考える愛好家は、今回のような機会を利用して望みをかなえている。2011年にはオハイオ州に住む女性が、7万1010ドルを支払ってエリー湖に面した灯台を手に入れた。

今回出品された灯台は、今月15日と来月15日に入札が締め切られるものがそれぞれ1基ずつ。残りの4基については期限は設けられていない。

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