ギリシャ首相、改革案「信じていない」 議会採決控え

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首都アテネのビルに掲げられた反緊縮を訴える垂れ幕=Andrea Halpin/Instagram

首都アテネのビルに掲げられた反緊縮を訴える垂れ幕=Andrea Halpin/Instagram

ギリシャ議会で承認が必要な項目は、付加価値税(VAT)合理化や税基盤の拡大、年金制度の見直しのほか、国家統計局の独立性の確保や予算目標達成のためのルール制定など、多岐にわたる。

大多数の議員は改革案承認に賛成票を投じる見込みだが、SYRIZAの中には反対票を投じるとみられる議員もいる。

ただ、追加支援までの道は長い。ギリシャ議会は7月22日にも別の改革案を承認しなければならないほか、ドイツやフィンランドを含むユーロ圏諸国も国内議会で追加支援案への賛成を得なければならない。

一方、国際通貨基金(IMF)は14日、EUの当初想定を大幅に超える措置を取らなければ、ギリシャの債務は維持できないとの見解を改めて表明。返済猶予期間を30年まで大幅に延長するなどの措置が必要だとした。

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