ギリシャ首相、改革案「信じていない」 議会採決控え

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ギリシャのチプラス首相。本音ではEUの改革案に不信感を抱いていると明かした

ギリシャのチプラス首相。本音ではEUの改革案に不信感を抱いていると明かした

アテネ(CNNMoney) 欧州連合(EU)が求める財政改革案承認をめぐる議会採決を15日に控えたギリシャで、同国のチプラス首相は、追加支援と引き換えにユーロ圏の首脳らから提示された新財政改革案について、「信用していない」との認識を示した。

チプラス首相はテレビインタビューで、「我々は、押しつけられた改革案を信用していない」と明言した。同首相が公の場に姿を現すのは、ユーロ圏首脳会合から帰国して以来、初めて。

ただ、改革案に反対ではあるものの、その履行を確実なものとすべく尽力するとも述べた。

チプラス首相と与党・急進左派連合(SYRIZA)はこうした改革案について、数カ月にわたり批判してきた。だが、ギリシャのユーロ圏離脱を避けるため、緊縮策の受け入れを余儀なくされた格好だ。

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